第44章 ホークス オリジン
荼毘はその態度に笑い嬉しそうに“怖い怖い”と呟いた
指を一本入れられて体がビクリとする。
「本当は今すぐぶち込みたいけど壊れたら大変だからなぁ?」
その言葉に身震いしてバランスを崩す。
ヒールが脱げて裸足でカーペットの上に足を乗せた…崩したバランスのせいで荼毘の腕を掴む形をとってしまう
荼毘は笑い後頭部を掴んでまた深いキスをした。もちろんキスをしている間もずっとすぐ入れられるように指で刺激は与えられている
「ンッ…」
「声、出したくないんだろ?…すぐに入れて我慢出来なくなるくらい可愛がってやるから安心しろよ?」
その言葉に首を横に振った。
泣きながら荼毘を見ればあの日にもあった優しい目になっていて頬に触れてくる
「凛、雰囲気が違うな…あの日のお前はもっとガキだった。今のお前は違うな…ホークスがこの雰囲気にしたのか?妬けるなぁ…」
「…お願い…やめ…て」
そう言って荼毘はズボンからそそり勃つ自分のものを出して器用に下着を脱がせて片足を持ち上げて入り口に押し当てた
「嫌だ…挿れないで!!助けてッ…ホークス!!…いやぁッ」
必死にホークスを呼んでも無駄だった。
下から荼毘のモノがゆっくりと入れられてしまう。相変わらず大きくて入れられるだけでお腹が苦しい
「お前…可愛そうだよな、沢山の大人に裏切ららて…」
「…ぜん、ぶ…貴方のせいでしょ?」
「なんだ?泣いて助けを求めるのはもうおしまいか?どうせ助けて貰えないもんなぁ」
「うるさいッ…アンタなんか大嫌い」
「相変わらず空気読めねぇなぁ」
首を掴まれてガンと頭が扉に叩きつけられる。
指にドンドンとチカラが込められて呼吸が苦しくなる。
ヒュと喉が鳴る。
荼毘は首を締め上げながら器用に下から突き上げてくる。
この行為が彼は慣れてるんだろう
気持ちよさそうに目を細めている
「おー…締まる、締まる…はぁっ…良いぜ凛…出すまで死ぬなよッ」
意識が遠くなる。涙が溢れる。
荼毘の手を掴んでもビクリともしなかった。
また、死ぬことへの恐怖が襲う。