第8章 ガーベラ
「ウウッ…痛い…なんで?」
朝から急に背中の肩甲骨と尾骨辺りが凄く痛い。
何故か目や歯もむずかゆい。
「学校行かなきゃ…なのにぃ」
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オール「今日は実践訓練で二人一組でのペアだ!個人個人で作ってくれ!」
どうしよ…まだ痛いそれも内側から押される感じだ。
轟「大丈夫か?」
「しょう…と……大丈夫。ペアなる?」
轟「あぁ。くじ引きしてくるから待ってろ。」
「有り難う。」
これくらいのこと、ヒーロー志望なら耐えなきゃ。
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敵側が爆豪君と上鳴君か…
二人共に私とは相性が悪い。
二人共に個性が遠距離や中距離になる。
私は援護にまわろう。
「しょう…」
いやでも援護じゃない。
私がやるべきことをやればいいんだ。
コツッ
そこか。
私は自分の髪の毛の成分が入った銃を構えて撃つ。
相手の腕の電気銃を狙って。
ジュウウウウゥゥッッッ
上「うわっ」
よし。
ズルではない。
うん。
個性だから。
上鳴君がここにいるということは別の場所に爆豪君が?焦凍のとこ……
でも二人…
私「二人共にいる……?」
爆「ったりめーだろォォ!!」
「……っ!!」
ヤバイ。
まだ隙がある
……………いっっ こんなときに
「クッッウウアアアガッッ」
爆「!?!?」
痛いっ