第10章 こわい夢
むかしの夢はとても怖くて
バシィン!
「おら!!さっさと歩け!!!」
「·····」
生きる意味を失い
起きる
がばっ!
「あぁあぁ!!···ぁ···夢。」
夢を見た後の暗さは怖い
ドクッ···ドクッ··ドクッ··。
(ダメだ···主様に迷惑かけられない···。誰か)
ぎゅぅ···。
「···私を··助けて···」
ーーーーーー·····
ガチャ
「シグマさん。終わりましたよ」
「あっ··うん、ありがと」
「次は隣の部屋片付け···シグマさん?」
はっ
「あっ···ごめん」
「····紅茶いれてきますね。後焼き菓子も用意してきますね」
「う··うん(怖く··ない)」
✝✝✝
カチャ
「お待たせしました。今日の焼き菓子は紅茶の茶葉をちょっと混ぜて焼いてみました」
「いただきます」