第9章 むち··むち···
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おず···
「あ···あま···あぶ··小吹さん」
「はい。シグマさん」
もじ。
「その···道化師にされた事は···余り··真に受けないで」
「ありがとうございますシグマさん。びっくりしましたがあれは事故と言う形で!」
「そ!··その···もうひとついいかい?」
「はい(どうしたんだろ)」
「····本で読んだんだ。」
☆☆☆
ぽん···ぽん···
「きーらー、きーら、ひーかーる···」
(あったかい)
小吹さんに頼んだ
「母親が子供の体をゆっくり叩いて歌を歌う··それをしてくれないか?」
自分でも馬鹿だと分かる
だけど今じゃなきゃいけない気がしたんだ
小吹さんは嫌な顔せず
「いいですよ!」