第3章 きらきら
「シグマ」
「はい主様」
「たまには文字を忘れ絵だけの紙を見ませんか?」
「絵···?それは塗られてますか?」
「はい、とても綺麗な色で塗られてますよ」
すっと、渡された本には文字はなく絵だけ
「ありがとうございます主様」
本をめくると、そこには人が手を繋ぎ歩いてる
次のページには
人が何かに乗ってる絵
見た感じ
(私には似合わない絵だ)
そう思ったが、まさかその絵が叶うとは分からずに
ーーーーー····
ちょいちょい
「天音いるか?」
「はい社長」
「ちょっと来なさい」
「はい(掃除残し見つかったかな?)」
「何かしたの~?天音」
「乱歩さん、多分掃除残し見つかったかなと思います」
「それは仕方ないね~(案外違う内容かもしれないな)」