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天空カジノ支配人 -儚い-

第2章 At



ーーー····


パチッ
「んぅ、寝ている···天音?」

隣にいるはずの暖かさがいなくなって
その代わり


ぎゅむ
(道化師が私を天音だと勘違いしてる)

ガチャ
「起きましたか?シグマさん」

「···天音」

「ゴーゴリさんがいつから寝ていたか分かりませんが···シグマさん?」

「来てくれ」

コッコッコッ···
「どうしましたか?」

「道化師から私を離してくれ」

(親子みたい···)

する···
「どうぞ」


ぎゅっ···
「怖かった」

「今は怖くありませんよ、紅茶いれたので飲みますか?」

「うん、··(やっぱり安心する)」


ーーーー····


カチャ
「どうぞ」

「ありがとう」

「ゴーゴリさん起きませんね」

ずずっ···
「多分··まだ寝てるよ、起こしに行くのかい?」

カチャ
「そう、ですね」

むぅ
「···私を残さないで」

「シグマさん··一緒に行きましょ」
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