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バッカス恋物語【ONE PIECE】

第3章 漢ローの冒険記 よみがえる走馬灯


ももに完全に拒否をされ、頭が真っ白になった。

ここまでくれば、受け入れてくれるだろうとタカをくくっていたからだ。

それなら、何故俺にキスをした…

何故本気で嫌がらないッ…

『だって、今ここでシちゃったら私達セフ…って、ロー?』

ももが何か言ったような気がしたが俺の耳にはそれは届かなかった。

『だから、一回飲み直して話を…』

己の昂りを再びももに宛がい、最奥目掛けて一気に挿入した。

『ヒッ…!?アアァッ…!!』

大分濡れていたのか、ももの中が俺を拒む事はなかった。

『嫌がってわりには、随分簡単に入っちまったようだが?』
『ちょっ…ローっ!ま、待ってっ…!私っ、ローとはっ…』

俺が腰を動かすと、ももから甘い声が漏れる。
グチャグチャと水音が聞こえてきた。

『あぁッっ…!!ンンッ…!ろ、ローッ…!』

半ばヤケになり、自分の昂りをももの中に何度も何度も打ち付けた。

だが段々と、俺を呼ぶももの声がクリアに聞こえてきた。

『ろ、ローッ…?』

ももがまるで俺を心配しているかのように見つめてくる。
何故ももがそんな表情をしているのか分からなかった。

愛しい者を見つめるような目。

そんなももを見て、今更ながら同意無しに事を進めてしまった事に少し罪悪感を感じた。

するとふいに、ももが俺を抱き締めてきた。

『もも…?』
『ごめんね、ロー…』

そう言うと、ももがこの行為の最中に初めて自分からキスをしてきた。

触れるだけのキスだったが、初めて俺を求めたくれた事に胸の中が嬉しさでいっぱいになるようだった。

『もも…』
『もっとして、ロー…』

ももにどんな心境の変化が起こったのか原因は分からなかったが、先程までの欲望をぶつける動きではなく、ももが気持ちよくなる事だけを考えて再び腰を動かした。

するとももも俺の腰の動きに合わせて、腰を動かし始めた。

(…エロい)

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