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甘い夢を見ていたいの 【HQ 文スト等 雑多】

第3章 君色の話【刀剣乱舞 加州清光】



そして、



「はい、出来たよ」


『うわぁ、綺麗!ありがとう加州!!』



ってとても嬉しがるから、



「主はやっぱり女の子だね」


と言ったら


『え、何で?』



と訊いてきた。



「可愛いものとか綺麗なものではしゃぐから、やっぱりそういうのが好きなのかなって思ってさ」


と思ったことを言ってみたら



『んー、私が嬉しいって思ってるのは、爪が加州の色で染まってるからかな』



「え……?」



『この色、大好きな加州の色だから、嬉しいなって』



「……?!」



『加州とお揃いだから嬉しい!』


と、今まで見たことない位の笑みで主は言ってのけた。



「……っ!!!」


え、待って主、その台詞を満面の笑みで言うのは反則だって……!



「き、気に入って貰えたなら、良かった……けど」


『ありがとね、加州!よし、息抜き出来たし、あともう一仕事してくる!』


と言って主は居間を出ていった。



「あ、うん、行ってらっしゃい……」


そしてそのまま後ろに大の字になって寝転がり
ふーっと大きく息を吐いた。


(不覚だった……)


(''俺の色で染まってる''……)






(…………''大好き''か…………)







ヤバい、なんか凄いグッときた……
可愛かったな、主……





そしてさっきまで触れていた手を思い出し、目を瞑り、拳を握った。

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