第112章 *閑話カームデイ13 ~騎士’s~*
※この話はマレウスのオバブロ事件後、野ばら城でのパーティー前の時系列から始まります
ある休日の朝
オンボロ寮・自分たちの部屋
『んむ...ぅ..』
ユウ『おはよ。今日はちょっとだけ早起きさんだね』
『ユ、ウ』
目が覚めて1番に飛び込んできたユウの笑顔に、起きぬけで回りきらない思考の中、自然と笑みが溢れる
撫でてくれる手に擦り寄って甘えていると、思い出したようにゆっくりと体を起こし、ぐっと体を伸ばす
『..はぁ』
ユウ『朝ごはん軽く作ったけど食べられそう?』
『ん.....』
ユウ『..まだ顔色良くないね。今日のお散歩、やっぱり心配だな』
『でも、寝てばっかりはだめだって言われたし。それに...2人とお散歩、楽しみだから』
ユウ『そうだよね』
未だに長引く不調と自分以外の男との逢瀬を楽しみにしていることへの嫉妬が合わさり、少しムッとしながらも小さな体を抱きしめる
すぐに背に回った腕に気分を良くし、このままでいたい欲が顔を出す。しかし、約束の時間は無情にも近づいてくるため、仕方なく体を離しおはようのキスをしてベッドから降ろしてやった
ユウ『先に行ってるから、顔洗って着替えてからおいで』
『ん。ユウ、ありがと』
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ビーー! ビーー!
『来た』
ユウ『約束の時間5分前。真面目な2人らしいっちゃらしいけど、もうちょっと遅く来てくれても良くね?』
あっという間に2人きりの時間が終わり、見送る時間になってしまった。不満MAXの顔で先陣きって玄関のドアを開くと、いつものように身なりをバッチリと整えたシルバーとセベクがこちらを見下ろしていた
シルバー『おはよう。ユウ、レイラ』
ユウ『おはようございます。あーあ。折角2人きりでイチャイチャしてたのにぃ』
セベク『イチャ...!?朝から破廉恥だぞ貴様ら!』
ユウ『いやいや、抱きしめ合ったり話してただけなんだけど。破廉恥なのはセベクの頭ん中じゃん』