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【ツイステ】黒兎は駆け巡る

第108章 *ツイステ7章 ー最終戦ー(夢世界)*






厄災、全人類の敵


黒兎であるがゆえに浴びせられ、その言葉の重みや苦しみ、その扱いをされることがどんなに心を苛むかを身を以て知っているレイラは、マレウスにそんな苦しみを味わって欲しくなった




『ツノ太郎をそんなものにさせちゃ..だめ!』



イデア『まあまあまあ、焦らず話は最後まで聞きなよ。

君たちも知っての通り、学園には通常侵入者を防ぐための結界が張ってある。生徒は出入り自由だけどね。だから、眠りから醒めてすぐ、外の大人たちが学園の結界を破って、中に入ってくる前に...対ドラゴン用決戦アームズで、僕たちだけでマレウス氏を無力化するんだ。


そうすれば、マレウス氏は全人類の敵一歩手前で踏みとどまれるし....S.T.Y.Xは、オーバーブロッドによる魔法災害の被害を最小限に抑えたヒーローになれる』





『『!!!』』


イデア『どう?悪い話じゃないだろ。この話..当然乗るよね?』



マレウスを止めるため。彼を世界の敵という怪物にしないため。そのためなら最終兵器の所有者として指名されることにも、2人はなんの躊躇いもなかった


『『当然だ!』』


イデア『じゃ、双方確認の上捺印ってことで..契約成立だ!ふひひっ!』


主任『それじゃあ、シルバーくん、セベクくん。これよりあなたたち2名を操縦者として認定し、対ドラゴン用決戦アームズの調整を開始します』


『『よろしくお願いします!』』





イデア『えー、改めて拙者たちが夢から醒めてからマレウス氏を鎮圧するまでの流れを確認しておくと...


まず、君たちはラスボスが居座ってる、ディアソムニアの応接室で寝てるよね。で、僕はイグニハイドの自室で寝てる。


君たちは起きたらまず、マレウス氏をどうにかしてディアソムニアの中に引き留めておいてほしい。


その間に、学園の結界に出入り自由な生徒である僕が正門の外まで移動して、S.T.Y.Xから対ドラゴン用決戦アームズを受け取る。


そして、マレウス氏を引き留めているディアソムニアまで運搬し、君たちに渡す。伝説の武器を装備した君たちが、マレウス氏を無事鎮圧できれば、作戦成功だ。




題してマレウス・ドラコニア鎮圧作戦!』




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