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【ツイステ】黒兎は駆け巡る

第108章 *ツイステ7章 ー最終戦ー(夢世界)*









『(みんなに会いたいな....)』


ユウ『レイラ、どうしたの?気分悪い?』


『ううん。その..みんなの顔見るの久しぶりだから...会いたくなっちゃって。ごめん、そんなこと言ってられないのは分かってるんだけど..』




耳を垂らしてシュンとすると、ユウのクスっとした笑い声と共に手がポンと頭に置かれ優しく撫でていく




ユウ『そりゃ結構長いこと会えてなかった人もいるもんね。というか、会いたいって気持ちは全然悪いことじゃないよ。


あっ、そうだ。出撃の前にみんなに向けてメッセージでも言う?会えないけどお話はできるよ』


『!....ん。お話したい』



その提案にパアッと俯いていた顔が輝き、嬉しそうにユウの胸に抱きつくと、口元でピコピコ揺れる耳にフフッと笑いながらユウはそっと額に口づけた






グリム『オレ様とユウとレイラは何すりゃいいんだ?』


イデア『ユウ氏とグリム氏。それからヒロイン氏には、あの問題児たちをサポートしてほしい。

君らのスマホにも、みんなと同じアプリをインストールした。アプリから回復支援やバフの付与、リトライをさせることもできる』


グリム『そういうのは、おめーがやるんじゃねーのか?』


イデア『拙者はイベントが開始したら無限に湧いてくるであろう、バグとの戦いが始まるから..と、とにかく全滅しないように見守っててくだされ。頼みましたぞ』


ユウ『了解でーす』


『ん、頑張る』





イデア『えー、では。カード画面でステータスを確認して..』



シルバー『...イデア先輩』


カタカタとタイピングを走らせるイデアの元に少しためらいがちに近づくと、ここにいないある一人の人物について尋ねる




シルバー『おや..リリア先輩の召喚はできないのだろうか?』


イデア『リリア氏には招待コードを渡せてない。だから、ピンポイントでここに呼び出すことが不可能なんすわ』


セベク『もしリリア様がいてくだされば、間違いなく大きな戦力になるはず。どうにかならないのか?』


イデア『彼はマレウス氏によって、さらに深く眠らされたって情報もある。今この状況でイレギュラーに対応できる余力はない。諦めてもらうしかないっすわ』


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