• テキストサイズ

【ツイステ】黒兎は駆け巡る

第107章 *到着スカーレット(リドルの夢)*






デュース『!!やばい、クローバー先輩が執行台に引きずられていくぞ!』


エース『このままじゃ、捕まっている他の先輩たちも順番に首をはねられる..どうする!?』


『ロボットくん。お月さまたちとはまだお話できないの?』


オルト『何度もトライしてるけど、全然だめ。こうなると、絶対に良くない"何か"が起こってるのは間違いないと思う。回線が復旧しないから、新しい装備や僕のエネルギーも補給できてないし..シルバーさんが捕らえられてしまったから、彼のユニーク魔法にも頼れない。

S.T.Y.Xのサポートがないから、この夢から一時退避することもできない。逃げるというコマンドは、完全にグレーアウト中だ』


デュース『僕たちだけでローズハート寮長と戦うしかない..ってことか』




エース『..縁起でもないんだけどさ、ここで負けたらどうなんの?』





オルト『S.T.Y.Xと回線が繋がっていれば、大きなダメージを受けた場合、強制的に自分の夢に退避させて回復プロトコルを実行できたけど..

孤立無縁状態である今..構成霊素に修復不可能なほどの大きなダメージを負えばどうなるかは、僕にも予測不能だ』


ユウ『絶体絶命ってやつね...』


デュース『とにかく先輩たちを助けねぇと!』


エース『助けるって、どうやって?現実で決闘挑んだ時だって3秒でやられたのに..魔力はそこなし、ブロットも溜まらない。そんな相手にどうやって勝てって言うんだよ』





デュース『僕の"しっぺ返し(ベット・ザ・リミット"で寮長を気絶させられれば可能性はある』




グリム『オーバーブロットしたヴィルをぶっ飛ばした、デュースのユニーク魔法だな!』


デュース『ああ。闇の大群との戦いで、何度も魔法攻撃を受けたから..僕の体には今、かなりのダメージが蓄積されてる。これなら、相当な威力が出るはずだ』


エース『でもどんだけ威力が出る魔法だろうが、リドル寮長のユニーク魔法を食らったら終わりじゃん。寮長がユニーク魔法を使うより先に、狙いを定めてぶっ放さなきゃいけない。

しかも..威力が出るのは1回だけで、絶対に外せない..めっちゃくちゃ難易度高くね?』



/ 2170ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp