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イケメン革命 最強の魔法使い
第3章 不思議の国、私の力
頷きあい二人は、フードを深く被る。
「行くぞ」
瞳が輝きを放ったかと思うと、二人の身を闇が飲み込み溶かし始めた。
姿が消え去る寸前、月の光が楽しげに笑う口元を浮かび上がらせた。
「これから...面白いことになりそうだな」
紅葉seid
街を出て大きな橋を渡り、寝静まった村を抜け私たちは、壮健な建物の前へとつれてこられた。
「ついたぞ。赤の軍の兵舍だ。ヨナを呼んでくるからここで待て」
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