• テキストサイズ

銀のヴィオラ 『ハリーポッター』

第18章 君と学ぶひと時を



相変わらずのパーカーだ
もうさすがとしか言い様がない
こうまで人の事を面白そうにいじれるのは彼だけだろう

「勉強がはかどったよ」
「それだけか?もっとこう、何かないのか?」
「何かってなんだよ?」
「恋愛的な意味に決まってるだろ」

恋愛的な意味とは

自分が彼女に対して抱いているのはそういう感情ではない
あくまで年の違う友達として接している
だからそんな風に言われても困るだけだ

それでもパーカーは聞いてくる

「可愛かった〜とかないのか?」
「…………」

もう無理だ
彼はこれ以上引き下がらない

しょうがないから今日の事を振り返る
勉強していたヴィオラの事を思い出す




………………………………………。






「……………………背が小さかったな」
「は?」





めでたしめでたし




/ 428ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp