第15章 ギルデロイ・ロックハート
見事それはロックハートの歯に当たり、ビョーンと前歯がリスのように伸びてきた
「う、うわぁ〜!」
ロックハートはそう叫び、部屋を出て逃げていった
(ひゃ〜!スカッとした〜!)
気分がスッキリした
あのペテン師の前歯を伸ばしてハンサムを崩してやったんだからとても愉快で仕方がない
(あっ、忘れてた)
ヴィオラはクルッと振り向き
「ふふ、先生達には内緒だよ♪」
と酷く可愛らしく言った
「「(当たり前でございますっ!)」」
こうして、ヴィオラはグリフィンドール2年生の実権を握る事になったのだった