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銀のヴィオラ 『ハリーポッター』

第14章 2年生になります!!



「きゃー!新学期だぁ〜!!」
「あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"!お婿さんがやってくるうぅ!!」
「坊っちゃま、旦那様だけは見てはいけませんよ」
「(コクコク)」


やっとこの季節が来た
新学期だ

ヴィオラは、晴れて2年生になる

(ハリー達に会える!やっと来たー!!)

ずっとワクワクしながら待っていた

ホグワーツはとても楽しく、実を言うともっと居たかったのだ
もちろん家族にも会いたかったがホグワーツでのランランとした日々が恋しかった
だがそれも今日で終わり

いよいよ始業式間近だ

エルラが微笑ましそうにしている

「ふふ、はしゃいじゃって、お友達が大好きなのね」
「やめろエルラァァァ!!」

ダニーは3日前からずっとこの調子である
ホグワーツの話をする度に「お婿さん!!」と叫び、狂うのだ

「ヴィオラがお婿さんを連れてきたらどうするんだい!」
「お父さん…早すぎるってば」
「そうですよ旦那様、それに万が一連れてきたとしてもブローめがぶっ潰してやります」
「ブローもなんてこと言うのよ!」


この一家、コントに出れるかもしれない











さておき、これからダイアゴン横丁へ行く
そこでまた教科書やら魔法具やらを揃えるのだ

(てことは、あの人に会うな……)

あの人とは、また後でご紹介しよう
一部の方なら分かるだろうが、知らない人にとっては「言わぬが花」だ
きっと、彼の事は嫌いという人が多いだろう
だが一部のイロモノ達は「キモすぎて好き」という人もいるようだ


また、フルーパウダーを使ってダイアゴン横丁へと向かった



ーーーーーーーーーーーー


ガヤガヤガヤガヤ



「なんだか書店の方、騒がしくないかしら」
「あー、これはもしかしてあいつの仕業か……」
「パパ、あいつって?」
「エドワードは知らない方がいいよ…」
「??」

エドワードが純粋な顔をして聞く
ダニーは、まだ幼い七歳程の男の子に悪い影響を与えない方がいいと思ったのだろう

ヴィオラもそう思う

(うん、お父さんの判断は正しいわ……)

あの「ハリーポッター」シリーズで生粋のナルシストペテン師が、ここにはいる

「お、お父さん、私一人で本は買えるから、エドワードのためにもここから離れてあげて…」
「お言葉に甘えることにするよ……」



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