第8章 守護神?!
坂ノ下商店通り
田中「それにしてもよ〜あの優男のサーブ凄かったなぁ
最初からあれやられたらヤバかったぜ
さすが景山と同中の先輩……ていうか 影山ってなんで烏野にいるんだっけ?
県内1の強豪つったらやっぱ白鳥沢だろ」
日向「しらとり?」
「しらない?白鳥沢学園っていう県ではダントツで、全国でも必ずベスト8には入る強豪校」
影山「…落ちました 白鳥沢」
田中「落ちた!?」
影山「白鳥沢から推薦来なかったし一般で受けて落ちたんです試験が意味不明でした」
澤村「あそこは普通に入ろうとしたら超難関だもんな」
月島「へえーっ王様勉強は大したことないんだね〜」
影山「チッ」
「ツッキーくん、正解!」
影山「ムカッ」
月島「その呼び名やめてくれない?」
「えー?じゃあなんて呼べばいいの?月島って言いづらい」
月島「…」
「あ、じゃあ蛍って呼ぶね」
月島「ピクッ 下の名前。」
影山「ピクッ」
「うちはこれからツッキーくんのことを蛍と呼びマース!」
月島「…好きにすれば」
日向「で なんで烏野?まさかお前も小さな巨人に憧れて」
影山「…引退した烏養監督が戻って来るって聞いたから」
日向「うかい?」
「えっと、無名だった烏野を春高の全国大会に導いてくれた人
その頃は監督目当てに県外から来る生徒もいたって」
田中「烏野の烏養って名前がもう有名だったよな
凶暴な烏飼ってる監督だっつって」
菅原「2・3年生は去年少しだけ指導受けたけどすげえスパルタだったぞ…
…なんで羨ましそうなんだよ」
影山「けど別にどの学校に入ったって戦う相手は同じ高校生勝てない理由なんかない」
田中「負け惜しみはよせ!カッコつけて言っても無駄だ!」
影山「違いますよっ!カッコもつけてません!
実際今日4強に勝ったじゃないですか!」
田中「日向のおかげでフリーも決めれたしな!
まあ1セット目最大にやらかしてたけどな」
影山「得点と同じくらい失点してんだから満足すんなよ」
菅原「なんでそんなこと言うんだよ!」