第7章 練習試合
及川「あらら〜ピンチじゃないですか」
入畑「………………アップは?」
及川「バッチリです!」
「!やばいかも」
菅原「?」
「あ 及川出る」
「?こっちのセッターが変わるってこと?」
「ううん…多分…ピンチサーバーだと思う」
及川「ちゃ〜ん!ちゃんと俺の成長見てね〜!!俺頑張って練習積んできたんだ〜!
「いいからさっさと打てくそ及川!」
酷いなぁ〜岩ちゃん…
……いくら攻撃力が高くてもさ…その攻撃まで繋げなきゃ意味ないんだよ?」
菅原(月島を指さしてる?)
サーブトスをしてキュキュキュと音をたて、助走に入り思いっきり月島のいる方へ正確にジャンプサーブを決めた
菅原(月島狙い!?さっきの指さしたのは宣言!?)
及川「うん。やっぱり 途中見てたけど
6番の君と
5番の君
レシーブ苦手でしょ?1年生かな?
じゃあ、もう一本ね」
(確かに、及川さんの言ってる通り攻撃力が高くてもレシーブ力がなかったら攻撃まで繋げられない。
それと、その時、その時の対応力…。)
日向「バレーボールはなぁ!ネットのこっちっ側いる全員もれなく味方なんだぞ!」
「!」
澤村「…よし 全体的に後ろに下がれ
月島はサイドラインに寄れ
…よし 来い!」
及川「ふーん
(レシーブが得意な主将君が守備範囲を広げる…か)
…でもさ1人で全部はー守れないよ!」
(サーブの精度上がったな及川さん。)
武田「あんな端っこにいるのにピンポイントで」
菅原「!でもコントロール重視の分威力はさっきより弱いです!」
月島「っ!!」
「上がった!月島ナイス!!」