第7章 練習試合
翌日
「このポジションでどうですか?」
澤村「うん これでいこう」
WS 澤村大地(3年)
WS 縁下力(2年)
MB 日向翔陽(1年)
MB 月島蛍(1年)
WS 田中龍之介(2年)
S 影山飛雄(1年)
「飛雄と日向をセットで使いたくて」
影山/日向(セット…)
「月島は〜烏野では長身選手だからどのくらいできるのかみたい」
山口(1年俺だけ外れた…ズ-ン)
田中「デカさが重要なポジチョンに日向?!」
日向「MBってノッポヤロー月島と同じポジション!?」
武田「あっちょっちょっとポジションのおさらいしていい?」
セッター(S)
スパイクのためのトス上げ攻撃を組み立てる司令塔
ウイングスパイカー(WS)
攻撃の中核を担う攻守のバランスが取れたオールラウンダー
ミドルブロッカー(MB)
ブロックで相手の攻撃を組み主にクイックで得点
さらに囮として敵のブロックを引きつける
影山「いいか日向
お前は
最強の囮だ!!!」
日向「!おおお!最強の囮!
おおお!?
おおお…なんかぱっとしねぇ」
影山「クイックでガンガン点を稼いで敵ブロックの注意をお前に向けさせる!」
「そうすればほかのスパイカーが活きてくる!」
日向「あ!」
影山「月島みたいなでかいヤツが何人もお前の動きにアホみたいに引っかかったら気持ちいいだろ!」
日向「おおお!それいい!」
影山「…………逆に…お前が機能しなきゃ他の攻撃も総崩れになると思え」
「ちょ、飛雄プレッシャーかけすぎ」
日向「総崩れ…そうくずれ…soukuzure…」
澤村「ホラみなさい!」
田中「でも肝心のブロックはどうするんだよ
いくら高く跳べても元々でかいやっと比べたらジャンプのMAXに到達する時間までがかかるだろ
その分ブロックの完成度がおそくなる」
「…はい なので日向のブロック重点はスパイクを叩き落とすより 1つでも多く触ることワンタッチをすることです」