第6章 3対3~証明~
「よし、それじゃあ田中さん2セット目お願いします」
田中「任せとけ!」
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試合終了 21-25 セットカウント2-0
勝者:日向・影山
田中「……大地さんもスガさんも
あいつらにあんな攻撃使えるって見抜いてあんなこと言ったんすか!?」
菅原「そっそんなわけあるか!俺はもっと日向が打ちやすいとすあげたらよって意味で言ったんだよ」
澤村「おれは 影山の多少無茶なトスにも日向なら合わせられるようになるかなって思った
でもいい意味で裏切られた」
菅原「日向がトスに合わせるんじゃなくて
トスを完璧に日向に合わせる…日向がどこに跳んだとしても。
セッターがスパイカーに気持ちよく打たせるって言うのはすっごく当然のことなんだけど
その打たせるの精度がとんでも高い
あとも
日向が下手くそで打てなかったからこそ影山の真骨頂を発揮させたんだなぁ」
澤村「うん…なんて言うか…こうなればいいなと思ったのがこうなっちゃったみたいな」
10+10=20ではなく10×10=100みたいなイメージを出した
澤村「未熟でも天性のスピードやバネを持ってる日向
その能力を高い技術で完璧に生かす影山
互いが互いの能力を最大限に引き出す…
これは予想以上にすごいコンビができちゃったかもな」
菅原「それと、なすごい分析力と行動力、頭脳が飛び抜けてるべ」
澤村「いい1年が入ってきたな」