第4章 久しぶり

澤村｢俺は構わないが…という話だが｣

影山｢…俺はいいっすけど、｣

澤村｢よし。

じゃあお前らが負けた時だが、
少なくとも俺たち3年がいる間影山にセッターはやらせない
もちろん顧問の了承を得た上でな｣

影山｢は？｣

澤村｢単なるペナルティじゃないぞ

個人技で勝負挑んで負ける自己中な奴がセッターじゃ、
チームが勝てないからな

…どうした？別に入部を認めないって言ってるわけじゃない

お前なら他のポジションだって余裕だろ？｣

影山｢俺は！！セッターです!!!!｣

澤村/｢勝てばいいだろ/勝てばいいんでしょ｣

｢相当なハンデがありながらもこの、
影山飛雄っていうセッターがどんだけ凄いのか見せてあげましょう！｣

日向｢えっおれは！？俺もいます！｣

澤村｢…ゲームは土曜の午前

いいな。

田中、この後輩たちの面倒を少し見てやってくれ。
これ以上問題事は起こしたくない｣

田中｢えエ!?俺スか!!?｣

澤村｢こういうヤツら嫌いじゃないって言ったろ｣

田中｢関わるのは面倒臭いです!!!｣

澤村｢問題児を牛耳れんのは田中くらいだと思ったんだけどな…｣

田中｢ﾋﾟｸｯ

っしょぉぉがねぇなああああ！
やつまでやるよ！嬉しいか！？オイ！｣

澤村｢よし。それじゃあそういう事だ。いいな。｣

ｶﾞﾗｶﾞﾗｶﾞﾗ
再び外に締め出された 月曜日午後7時30分の事だった。