第4章 久しぶり
影山「…全国出場を"取り敢えずの夢"として掲げてるチームはいくらでもありますよ」
田中「!?バッ このヤロッ」
澤村「あぁ心配しなくてもちゃんと本気だよ」
ワントーン下げた声で言った
田中「バカめっ」
澤村「その為にはチーム一丸とならなきゃいけないし…
教頭にも目をつけられたくないわけだよ。
俺はさお前らにオトモダチになれっていってんじゃないのね。
中学の時にネットを挟んだ敵同士だったとしても
今はネットの"こっち側同士"だってことを
自覚しなさいって…
言ってんのね。」
日向/影山「!!?ビク-ッ」
澤村「どんなに優秀な選手だろうが
一生懸命でやる気ある新入生だろうが
仲間割れした挙句チームに迷惑かけるようなやつはいらない。」
持っていた入部届を返し、体育館外に放り出した。
澤村「互いがチームメイトだって自覚するまで
部活には一切参加させない」
影山/日向「はぁあああ!!!?」
日向「う うわああ!?どっな"っ「チームメイトの自覚」ってなに!?どうやんの!?」
影山「しるかっ」
日向「いっ入れてくださいっバレーやらしてくださいっ
おれ影山ともちゃんとな…仲良くしますから!」
影山「おい ちょっとどけ!」
日向「あたっ 何すんだよっ今俺が話して」
影山「キャプテン!すみませんでした!部活に」
日向「俺が先に話して」
影山「うるせえっ」
澤村「あんな状態で練習になるか。
入部を拒否するわけじゃない でも反省はしてもらう」
(まぁ、ちゃんと筋の通った理由だし、コレは負けるな笑)
影山「すみませんでした!
こいつともちゃんと協力します!部活参加させてください!」
澤村「本音は?」
(圧がすごいな。怒った時の)
影山「ぐっ…」