第4章 久しぶり
ー30分後ー
澤村「幸いにも特にお咎めなし謝罪も要らない
が
何も見なかっまあことにしろ。
だがお前っ…ら」
新しいことを口にした途端また言い合いになった
影山「お前がちゃんととらないからだ。
へたくそ。
なにが”去年とは違うだ”ふざけんな。
期待して損したクソが。」
日向「いちいち一言余計だなっ」
澤村「なあ。少し…聞いて欲しいんだけどさ」
日向/影山「?」
田中/菅原「ビク-ッ」
(1番怒らしちゃいけないタイプだ澤村さん
。)
澤村「お前らがどういう動機で烏野に来たかは知らない
けど当然勝つ気で来てるんだろ」
日向「ハイ!」
影山「勿論です」
澤村「烏野は数年前まで県内ではトップを争えるチームだった
1度だけ全国へも行った
でも今は良くて県ベスト8特別弱くも
強くもない
他校からの呼び名は
落ちた強豪"飛べない烏"」
田中「全く誰すかね
そんなポエミーで失礼な名前付けやがったのは!」
澤村「烏野が春高で全国大会に出た時のことはよく覚えてる
近所の高校の…たまにそこらですれ違う高校生が
東京のでっかい体育館で
全国の猛者たちと戦ってる 鳥肌が立ったよ
もう一度あそこへ行く。
もう 飛べない烏 なんて言わせない」
開いていたドアに見えたのは大きな風と澤村の目標と同時にかけた数羽のカラスが飛び立った