第4章 久しぶり
「(なんで。こいつが烏野に…いや…でも人違いってことも…
いやいや!!
この顔もあの暴言の数々も!俺は忘れてない!
こいつは間違いなく、)
影山飛雄!!」
影山「…………お前…去年の…………
名前は知らない」
日向「おっ俺の名前は日向翔陽だっ
おぼっ覚えとけっ
1回戦で負かしたチームのことなんか覚えてないかも知んないけどなぁ おれは」
影山「お前のことはよく覚えてる」
日向「!?」
影山「(体格の振りを補って余りあるズバ抜けた
反射・バネ・スピードを持ってた
ーにも拘わらす!
能力を全然いかせてない、)
クソ下手くそな奴!!」
(きっと語彙が足りないよ
それじゃ怒っちゃう)
日向「…バ…バカにすんなよ…!!
確かにあん時はボロ負けしたけど
次は負けない!!!!
………………あっ
…っていう風に決意して俺は烏野に来たのになんでお前が居るんだよ!
同じチームにいたんじゃ倒せないじゃねーか!
今は他にもっと"強豪!"って感じのとこあるだろ!
なんでそっちに行ってないんだよ!?」
影山「…県内一の強豪校には
おちた」
「プッ!!」
影山/日向「??」
「ごめん笑うつもりはなかった笑」
影山「!!」
日向「どちら様で?」
「1年5組です。
よろしくね日向くん」
日向「////お!おねしゃす!」
影山「なんで、」
「落ちたんだ〜やっぱり」
日向「そうだ!落ちたって!
"コート上の王様"なのに!?」
影山「………オイ …その呼び方……ヤメロ。」
日向「!!?」
「………。」