第3章 想いに卒業
佐久早「離れるのは仕方ないって思ってる。だけど、別れて他の奴の彼女になってるのが嫌だ。お前の隣はずっと俺がいい。だから、別れるじゃなくていいから、遠距離でいいから。」
「臣。バレー頑張るんでしょ?中途半端は嫌いなんでしょ?なら、自分の言った言葉に責任もって?ね?
…上手くなったら迎えに来てよ笑じゃあ
楽しい思い出で終わりたい。ここで蓋を閉じて、次会った時にそれを開いたらいいと思う。そしたら苦しいことじゃなくて楽しい思い出幸せな思い出が蘇ってくるんじゃないかな
遠距離で会えなくて苦しむより、自分のめざしているのに向かって鍛錬した方が幾分かマシだよ、ね?」
佐久早「はぁ〜。ほんとお前、俺を説得するの上手いよな ほんとに年下かよ」
「笑笑」
佐久早「」
「?っ!」チュッ
佐久早「お前の初めて貰っていい?最後の別れに言う言葉じゃないけど…しかも、まだ中学だし
嫌じゃなかったらだけど」
「…いいよ。でも、優しくしてね?初めてだし…」
ボソボソと小さい声で言うがその声を拾い
佐久早「俺も初めてだから、余裕なくなったらごめん。」
互いに顔を赤くし、佐久早の家に着き、部屋に案内をした。