第13章 好敵手
影山「おい!いちいち凹んでらんねーぞ!次の1本取り返す!」
烏養「絶対止められないスパイクなんかないんだ迷うなよ」
田中「次は決めたれ日向!」
西谷「ガッとな!」
日向「…はい!!」
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音駒:烏野=3:1
月島は烏養のことを見た
烏養「なんで日向を交代させないのかって言いてえのか?」
月島「! …別に…」
烏養「これが公式戦なら替えてるかもな…でも今なら解決策を探すチャンス…
でも日向が戦意を喪失してしまうようなら1回下げた方がいいかもな」
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日向のスパイクは何度もブロックに止められる
猫又「気力を挫く"人の壁"
打てば打っただけ 心は折れて──
わらった」
影山「ピリッ」
「ゾクッ」
孤爪「ザワッ」
影山「…………オイ」
日向「なんか…違うんだ…」
影山「あ?」
日向「ブロックで"向こう側"が全然見えなくてどうすればいいのか全然わかんなかったあの頃の感じとは
なんか違う
むこうもギリギリでついて来てるの分かる…
…今まで ブロックは恐くて嫌なだけだったのに
あいつが目の前に来るとワクワクするんだ
お前のトスとあと…なんか…何かの工夫で…打ち抜けるんじゃないかって思うんだ
だから
もう1回俺にトス上げてくれ」
影山「当たり前だ」
音駒:烏野=7:5
影山が日向にトスをあげると日向はいつもは目をつぶって打ってるボールを見ていた
が、当然今までとはちがく、ボールが過ぎていった
「!…見た」
烏養「っ…たっ…たたたタイムッ!」
「…」
猫又「今だけ行ってきてもいいぞ」
「!ありがとうございます!!」
烏野のベンチに行くことを許可され感謝をいい烏野の方へ行った