第12章 vs 音駒高校
影山「東峰さん」
東峰「おっ?」
影山「あの後で…午後練始まる前にでも軽くでいいんでトス打って貰えますか」
東峰「おう いいよ」
日向「おっ おれもっ」
影山「後でな」
日向「ガーン!」
武田「元気ですねー昼休みも削って練習とは…」
烏養「あいつ 早朝にも走ってるの見たぞと一緒に」
武田「ああ それなら日向くんもですよ合宿中は登下校の山越えがないからって」
烏養「山越え??」
武田「日向くん 雪ヶ丘町から毎日自転車で通ってるんですよ」
烏養「ゲッ 40分くらいかかるんじゃねーの」
武田「30分で来るそうで ちなみに中学も反対側の山を一山越えた先だったとか」
烏養「それであのスタミナか…無駄な動きが多いくせに最後まで元気だもんな
そう言えば音駒はもうこっち来てんだっけか?」
武田「ええ 今日こっちに来てるはずですよ
烏野総合運動公園の球技場を拠点に連日違う学校と練習試合だそうです
で 最終日ウチとですね
…音駒ってどういうチームなんですか?」
烏養「…現状はさすがに知らねえけど
昔っからレシーブのいいチームだった
突出して攻撃力の高い選手がいるとかでは無いんだが
穴がないウチとは真逆だな!
ネコっつうだけあってとにかく
しなやか」
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「でかいMBのやつもレシーブ上手え…!」
(なんだこれ…打っても打っても相手のコートに全然落ちない…!)
ピッ ピピ-
「攻撃も守備も天才みたいなやつがいるわけじゃないのになんで強いんだ…?」
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澤村「昼ー!」
「オース!」