第8章 守護神？！

西谷｢だからよーおまえらよー

サッと行って

スッとやって

ポンだよ

な？｣

｢？｣

田中｢…だめだ…本能で動く系のやつは何言ってんのかさっぱりわからん｣

影山｢そうですか？俺何となくわかりましたけど｣

｢うん。まあ飛雄もなにか説明する時ああなってるから、
周りは何言ってるのか分からないからね？｣

田中｢そうだぞ！｣

影山｢え｣


武田｢…リベロって確か特殊なポジションだよねえーっと…｣

｢そうですね、

守備専門プレイヤースパイク・サーブなどの攻撃はできず
ブロックなどネットより高い位置からボールを返球することも禁じられている

後衛にいる選手と入れ替わって守備を務める｣

武田｢彼が烏野の守護神かあかっこいいね｣

｢あ、リベロの試合中の入れ替わりは普通のメンバーチェンジと違って説明しにくいので実際にゲーム形式の時に説明しますね｣



武田｢いつもごめんね｣

澤村｢…あいつが戻ってきてくれると本当…頼もしいです

あの小さい身体で存在感がすごく大きい
西谷が居ると安心感が違うんです

少し喧しいですけどね…｣





菅原｢…にしても西谷全然鈍ってないなあ｣

田中｢部活禁止中も秘密の特訓してたらしいっスよ
ママさんチームとかに混じって
そこでともあったらしいっす｣

菅原｢へー日向みたいだな！｣

日向｢あの…西谷さん 旭さんて誰ですか？｣

田中｢！不用意にその名を出すな！｣

西谷｢…烏野の…エースだ 一応な｣

日向｢エース…！｣

西谷｢？なんだよ？｣

日向｢…おれ エースになりたいんです…！｣

西谷｢あ？｣

影山｢あいつまだあんなこと…｣

｢ちょ飛雄落ち着きなって！｣

日向｢何年か前の春高で烏野のエースの小さな巨人見てから
絶対ああいう風になるって思って烏野来ました！｣

西谷｢その身長でエース？｣