第4章 愛刃建水♠︎傷つく恋はいらないから
今日は、私の仕事が休みだったから、自分の家で建水を待っていた。
チラッと時計に目をやると、もう12時近い。
愛「ふわぁ…。建水、まだかなぁ…。」
大きくあくびをしたとき、ドアの閉まる音が聞こえた。
愛「建水!お帰り!おそかっ…」
建「愛、話がある。そこ座って。」
帰ってきた建水は、いつにもなくイライラした様子だった。
愛「う、うん…。」
突然のことに驚きつつも、椅子に座る。
建水は、机をはさんで私の向いに座った。
愛「それで…話って…?」
なかなか話し始めない建水に問いかけると、
建「愛、今日カフェに居たよな?」
と聞き返された。
確かに昼頃カフェに行ったから、
愛「うん、居たけど…どうして?」
と言うと、建水は黙り込んだ。