第6章 No.6 焦らしプレイ
─こんにちは。
こんなの利用するなんて、オナニー大好きなの?
それともやり方が分からないのかな?
まぁどちらかなんて分からないし、分かった所で何も分からないか。
服の上から、脇腹から胸まで愛撫して、胸の中心に向かって縁を描きながら撫で上げて。
電車の中で見知らの男の汚い手で触られているのを想像しながら。
大好きな人に両手首を縛られ、焦らされているのを想像しながら。
ちゃんと興奮するように想像するんだよ。
5本全ての指先を使って胸の先以外を3分間擽って。
まだ、胸の先は触ってないよね?
勝手に触ったなら、お仕置きに追加で5分間。今度はしっかり胸の先以外を擽るんだよ。
ちゃんと言う事を聞けていれば、胸の先 触っていいよ。
でも、服の上から胸の先を爪で引っ掻くだけ。
摘んでくりくり弄ったりしちゃダメ。
これを5分間。
弱い刺激じゃ物足りなくて、下が疼いても、腰や脚が動いてしまっても、胸以外は触っちゃダメ。
まぁでも、想像するくらいは許してあげる。
太く長い男の指が、割れ目を這ってクリトリスを転がして、そして突然突っ込まれる。
ぐちゅぐちゅ卑猥な音を立てながらナカの気持ちいい所を責められて喘ぎ声も愛液も止まらない。
けれど、その刺激も徐々に物足りなくなっていく。
もっと太くて熱いモノが欲しくなる。
奥が寂しくなって、我慢出来なくて腰を振って強請るけど、男は気づかないフリをして妖艶に笑うだけ。
挿入れてくれなんてしない。
熱い息を耳元へ掛けながら。
愛液が溢れ出る膣を想像して唾を飲みながら。
自分の指に虐められる貴方と貴方の胸の先を見て、固く勃起させたモノを腰へ押し付ける。