第2章 帰城した光秀と…
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「…光秀さん、……… また… ですか…?」
昨夜からもう何度、花音は絶頂を迎えたか数えきれない。光秀自信溜まった欲を吐き出したのは一度や二度ではない。
クタクタになった花音はいつの間にか眠っていたが、いつ眠ったのか 直前の抱かれていたときの記憶すら曖昧だった。
一、二時間眠っていたのか、十分程しか経っていないのか、それもよく分からないが 外から入る明かりが少しばかり白みを帯びているようだった。
障子戸を向いて目を覚ました花音は、一回りも二回りも体格の違う光秀から、背中から覆い被さられる様にして体をまさぐられていた。
体と褥の隙間から忍び込ませた手が胸を揉みしだく。もう片方の腕は上から回り 昨夜散々と犯した穴へ、人指し指から小指まで全部の指を咥え込ませていた。
「光秀さっ…ぁ…もぅ… これ以上 ……」
胸を揉む光秀の指の間に、固く尖った先っぽを挟み潰すようにされ、 腰から回された手の指達は、ゆっくりと掻き出すような あそこを握り潰すような厭らしい動きで、責められ煽って来るのだ。
「んっっ… ふぅぅんんっっ……
ぁぁ……もっ、意地悪しないでぇ…」
「素直じゃないな。お前の体はこんなに好いと言っているが? ほら、聞いてみろ?」
「っ……」
光秀はわざとグチャグチャ卑猥な音を立てるように中の指達をバラバラに動かし、動きを速めた。そして執拗に執拗に知り尽くした場所をこするのだ。
「っっ!……ぁぁぁぁああーーっ! やだっやだやだぁぁぁぁっ!!」
目が覚めたとき既にまさぐられていた花音の体は、自分の意志に反して勝手に上り詰めていた。それを必死に堪えていた花音だったが、結局我慢できずイカされてしまう。
「…ぁぁ……… …ぁ… ………」
「俺が与える快楽に 抵抗しようなどと思うな。苦しいだけだぞ。」
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