第7章 三成の裏の顔。
三成は狂ったような勢いで腰を振り始めた。桃香は 嫌 止めてと、拒絶の言葉は忘れなかったが、溶けそうな表情を浮かべていては その言葉に何の重みもないのだ。三成は薄ら笑いさえ浮かべて、肉壺の奥深くまでほぐし続けた。
「…ヤッ ヤッ ヤッ ヤアッ 〟 ヤメッ ヤメッ テェζ
いっぱいで… 苦 しいっ 〟」
「ふふっ、 もっと…ですね?」
「ゥゥンッ ちがっ ちがうぅ──ンッ!!」
一番奥に突っ込んだままピタリと張り付いて、膝立ちした三成は 桃香の尻を下から手を回し持ち上げる。三成の腰の高さまで尻は浮き上がり、褥には頭と肩だけを預けている状態だ。未だ手は後ろに縛られたまま。
下半身の浮いた不安定な体勢で どうにかバランスをとろうと爪先をのばして褥に足を付けようとしていた。三成に尻を抱えられ、足先はいくら伸ばしても ぶらぶらと時々指先が褥を掠めるだけだった。
グリン グリン グリン〃〃
グリ ゴリッ グリグリ
ゴリッ ゴリッ
グリグリグリグリ グリングリン〃〃
「うっ!うゔ!ゔ!ゔっ!ゔゔぐゔっ!」
腰で文字でも書くかのように、執拗に奥の院へ突き入れた猛獣をグラインドさせる。それは気が遠くなるほど続けられ、途中何度も桃香の淫ぽんな壺から 耳を塞ぎたくなるような音を発した。
その度に三成と桃香の繋ぎ目から、ボタボタと大量の汁が滴り落ちる。時折 ドロッと白い粘液もこぼれた。…三成も吐き出していたのだ。なのに抜かれずモノも大人しくなる気配などなかった。
三成は酷く色気のある声で喘いだ。
「三成くぅっ、ゔっゔっ! ゔ!
……それ以じょっ、ゔゔ!
もっ、入んっ ないっよぉゞ ゔぐっ!!」
「…私から…………ハァ、
離れられなく、しておきましょう。
フゥッ… ハァッ、 もぅ、すでに……ンッ
私のモノでしか……
…満足はできないでしょうけど…」
………………
…………
その夜、桃香は壊れた。
膣の痙攣が治まらない。
もう事は終わったというのに、まだ三成のアレが中にある感覚が消えず 度々 無意識に潮を吹くのだ。
そんな桃香に、翌日の昼間何事もなかったように三成は皆の前で話しかけた。いつもの笑顔で……
そして夜になると静かに入って来る。
桃香はそれをいつしか待ち焦がれるようになっていった。
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