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貴方は月のように 〜イケメン戦国 明智光秀〜

第16章 水色桔梗の言葉を





「茜。これをお前に」


(え……?)


懐から差し出されたのは、水色桔梗の髪飾りだ



光秀さんは、よれた花びらの端をピッと伸ばしたあと、傷だらけの手で私の頭に飾ってくれた。



「これは……」


「何、ちょっとした餞別だ。思った通り、よく似合う」

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