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貴方は月のように 〜イケメン戦国 明智光秀〜

第15章 仕返しのキス





ガッ!!!!!


(うわ……っ)

加減もせずに、柵を殴りつけた。


「……やめておけ、秀吉。自分を傷つけて何の意味がある」


「お前が、それを言うのか……!?」


「…………」


「……やりきれねえほど腹が立ってるんだよ。意地でも俺に『手を貸せ』と言わないお前に。こんなことになっても……まだどこかで、お前を信じたがってる自分にもだ」


苦しげに吐き出された声が、闇に吸い込まれていく。


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