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貴方は月のように 〜イケメン戦国 明智光秀〜

第15章 仕返しのキス






「ほう……。この手で骨抜きにしてやった名ばかりの将軍が、性懲りもなく旗を揚げたか」



事の顛末を話し終えると、信長様は不穏な笑みを浮かべた。



「それと……実は、上杉武田の領地でも、同じような謀反の噂が頻発しているそうなんです」



「なるほど。標的は俺ひとりではない、というわけか」


「潜入中によくそんなことまで調べられたな」



「えっと、それは、たまたま……」



(ごめんなさい、秀吉さん、信長様。情報源が敵側にいる友だちだとは、さすがに言えない……)

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