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貴方は月のように 〜イケメン戦国 明智光秀〜

第14章 化け狐と今宵かぎりの想い





大名の絶叫が、村の人たちの笑い声に飲み込まれ、かき消される。

狐は面をつけたまま、大名へ慇懃にお辞儀をして見せたあと……


(あ……っ)


光秀さんは私に歩み寄り、両腕でふわりと横抱きにし、舞台の真ん中へ連れ出した。




「……あの娘は……」



義元様が私に気づいたのか、目を丸くしている


「あの、光秀さん……っ?」

(!?)

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