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貴方は月のように 〜イケメン戦国 明智光秀〜

第13章 大切な人




私は、久しぶりに会う幸村と佐助くんに笑顔を向ける。
知らない土地で知ってる人に会えるということが、こんなに嬉しいことだとは思わなかった。


昨日、あんなことがあったから余計にそう感じるのかもしれない



「まあ、一理あるな。つーか、よく怖がんないで笑ってられるよな、お前。さすがは佐助の友だち、変人だわ」


「幸村、その言葉は丸ごと自分に跳ね返ってくるけど問題ないか?」


「あ」


「……っ、ふふ。ふたりは仲がいいんだね」



三人で顔を見合わせて笑い、緊張がふっとほぐれた。

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