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貴方は月のように 〜イケメン戦国 明智光秀〜
第12章 その感情は
(あったかい……)
「あの……重くないですか。腕……痺れませんか?」
「気にするな。銃やら何やら担ぐよりは、何十倍もマシだ。」
(そうだった……この人は鍛え上げられた武将だった)
信長様の左腕だとか、裏切り者かもしれないとか、そんなの……全部忘れてた
「それに、お前に寄り添うのは慣れている。」
(あぁ……戦に連れて行かれた時も……裏切りを知った夜も……
この人は私のそばにいてくれた……)
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