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貴方は月のように 〜イケメン戦国 明智光秀〜
第11章 嘲る者
…………
顔を洗って一座の元へと戻ると、辺りが何やら騒がしくなっていた。
(舞台の上に誰かいる……。一座の人じゃなさそうだな)
きらびやかな服をまとった三人の男性が、人垣の合間に見え隠れする。
村の人たちはどうやら、舞台に立つ彼らを見物に詰めかけてきたらしい。
頑張って背伸びするけれど、人手がすごくてよく見えない
「茜、こっちだ」
人混みの外れにいた座長さんと一緒に、光秀さんが手招きする。
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