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貴方は月のように 〜イケメン戦国 明智光秀〜

第9章 偽りの許嫁





恋人同士なら、残るのが当然なんだろう。


私には帰りを待つ家族もいない。
今は、愛する人もいない。
私、一人が消えたからといって、悲しむ人も、気にかける人もいない

残ろうと思えば、残れる


だけど……、それが私がこの時代に残る理由にはならない



舞ちゃんと信長様には、時を超えた絆がある。


でも……



光秀さんの間にあるのは、偽りの絆だ


嘘で塗り固められた関係に、心の奥がチクリと痛む。

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