• テキストサイズ

貴方は月のように 〜イケメン戦国 明智光秀〜

第9章 偽りの許嫁






「余計なことは言わないようにな……」



寄せた唇から紡がれる言葉は、甘い言葉とは程遠い、私を縛り付ける冷たい鎖の言葉。



「では、舞。あまり、余計なことを茜に言ってくれるなよ。」





スッと襖が閉まり、光秀さんの足音が遠のく。

光秀さんの気配がなくなったのを確認すると、顔を赤くした舞ちゃんの顔が、私の目の前に迫った。

/ 573ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp