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貴方は月のように 〜イケメン戦国 明智光秀〜

第9章 偽りの許嫁






「–––顔を上げろ」




(あ……っ)



鉄扇で顎を持ち上げられ、信長様と真っ向から目が合った。

力のある眼差しに射抜かれ、背筋が伸びる。


「茜、光秀を頼むぞ」


「え……?」


「話は以上だ。下がれ」


「は、はい」

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