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貴方は月のように 〜イケメン戦国 明智光秀〜

第9章 偽りの許嫁





「……なぜか、…嫌いには、なれないんです。いつも……、最後に手を差し伸べてくれるから」




「–––そうか」



言い終えて、カッと頬が熱くなった。


まるで、告白でもしたみたいに感じられ、恥ずかしさでいっぱいになる



惚れれば地獄、その言葉の意味が今は嫌というほどよくわかる。



それでなくても私は、いずれ現代に帰る。光秀さんもそのことを知っている。

恋にはならない。なりえない。


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