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貴方は月のように 〜イケメン戦国 明智光秀〜

第9章 偽りの許嫁






ーーーーこの人を、失いたくない




裏切りが明るみに出れば、待つのは死だろう。



脅されて、あんなことされたのも許したわけじゃない。
でも、死んでほしいなんて思わない。



むしろ、私は……




「……はっ、面白い」


信長様が堪えきれないといった様子で笑いはじめ、ハッと我に返った。



「光秀、茜。悪くない余興だった」


「恐れ入ります」


何がそんなにおかしかったのか、私には信長様の笑いを理解できない


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