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貴方は月のように 〜イケメン戦国 明智光秀〜

第8章 謀反





「嫌、離して……っ」


「離してほしければ、お前の秘密を俺に明かすことだ。さもなければ、泣いてすがって、もっと、と懇願するはめになる」


あくまでやんわりと、光秀さんが私の身体を押さえ込み組み敷かれる

まるで、真綿で縛り上げられているみたいだ。


「お前が泣かされたいというなら、それでもいいが?」


冷たい指先が、着物の襟にかかった。


「やめ……っ……!」


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