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貴方は月のように 〜イケメン戦国 明智光秀〜
第8章 謀反
「どうしても言わないつもりか?」
「っ……そ、そうだったら…、私にも拷問をするんですか」
「まさか。知らないか? 秘密を吐かせる方法は傷つける以外にもある」
「え……? ……んっ」
唇に触れていた人さし指が下へ滑り、つ、と喉をなぞって鎖骨に触れた。
「な、にを……」
「人に我を忘れさせるのは痛みだけじゃない。快楽も同じだ」
(まさか……!)
私が飛びのくより、光秀さんが私の身体を両腕に閉じ込める方が早かった。
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