• テキストサイズ

貴方は月のように 〜イケメン戦国 明智光秀〜

第7章 虚心坦懐




「…しゅ…、…秀人は…」



「…………」


光秀さんの視線から逃れるように、俯き、目を伏せると、私は意を決したように口を開いた。



「…秀人は、私の恋人……恋仲だった、ひとです。」



「そうか。」



「……だけど…、彼にはもう会えません。」


「お前がここにいるってことは、そうだろうな。」


「……そういう意味じゃなくて」



俯いた顔を上げると、光秀さんの顔を見つめる。


/ 573ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp