Twitterフォロワー様のリクエストorお祝い小説
第1章 キルアと夜桜さん
「おい、夜桜遅いぞー!」
「まってキルアー!」
私は夜桜、キルアの相棒だ!前にゴンとかと相棒だったらしいが今は別れて結構経つらしい。
そして私は相棒でもあるが恋人でもあるのだ。
なのにキルアの態度は恋人になる前と全然変わらなくてキルアが好きで恥ずかしがったり照れたりしてる私が馬鹿みたいにキルアを好きで時々寂しくなる。
「ねぇキルアは私のことすき?私はキルアが大好きだよ.......」
「はぁ?何言ってんだよ。当たり前だろ?それに、お前が俺の事を好きなのも知ってる。」
違うのキルア.......好きって言って欲しいの。知ってるじゃなくて俺も好きだよって言って欲しい。
「変なよ!さ、出掛けようぜ!」
「うん.......。行こっか!」
駄目駄目!久々に二人きりで出掛けられるんだもん!落ち込んでるの見られたくないよね!
でも、今日何処に行くかキルアおしえてくれないんだよね.......。飛行船に乗り船を乗り継いで着いた先はクジラにそっくりの島だった。
「着いたぜ」
「此処、前に言ってたくじら島....だよね?」
「俺の仲間がここで待ってるんだ。早く行くぞ!」
そう言うと急に私をおぶると一番奥の家まで走ったキルア。
もしかして、キルア二人きりで旅するの嫌になったのかな.......仲間ってゴンの事だよね?
嫌だな...、泣きそうになってきちゃった。
「あ!キルアー!」
「お!ゴン!!お前準備万端じゃねぇか!」
黒いスーツを着たゴンというキルアの仲間。俺がキルアから降りると駆け寄ってきてゴンは
「君がキルアのお嫁さんなんだね!!うわぁ綺麗な子だね!」
「え.......?およめさ.......?」
「だあああぁ!ゴン!!まだばらすなよ!!」
まだ言ってなかったの!?ごめん!!とゴンが逃げてキルアが追いかけていくのをぽかんと見つめていると、ゴンの親と思しき人が来て
「キルアがお嫁さんを連れてくるって言うから今日は皆でお祝いしようって.......聞いてなかったのね。もうキルアったら.......」
「およめさ.......って私なんにも.....っ!..グスッ」
涙が止まらなかったてっきりキルアは好きなんかじゃなくて仲間としてしか見てないのかと思った。