第3章 カガミ+カレシ
カガミside
…最近好きな女子が出来た。
そいつは明るくて、元気で、何よりも可愛い。
俺は正直、焦っている。
女を好きになったことなんか1度もねぇから、どう接したらいいのかがわからねぇ…
とりあえず、黒子とか、フリとかと同じように接しては、いる。
でもそれじゃあいつまでたっても友達のままなんじゃねぇか…?
と、俺は最近思い出した。
本当のところ、キスだってしてえし、抱きしめてぇ、し、…エッチだって、してえ、…。
ああーー〜!!!って、何言ってんだ俺!
…それくらい、俺はリマのことが好きだった。