• テキストサイズ

クロバス+カレシ

第2章 クロコ+カレシ


ゆっくりと瞼を開けると、大人びた顔をした黒子くんが私に向かって微笑んだ。

「…でも、他の人にそんな顔したらだめです。……僕も男なんですよ」

少し拗ねたように言う様が私の心をくすぐった。

「…じゃあ、また明日」

そういうと、彼は私の頭を優しく撫でて、離れると、手を降りながら来た道を帰っていった。



私が着ていたセーターから、少し彼の香りがする気がした。
/ 33ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp